7月日記2017

今日も今日とて好きなひとに会いに行く。好きなひとには自分から会いに行く。わたしはやっぱり、追いかけるほうが性に合っていて。


専門のときのルームメイトだった彼女はきっとツインソウルで、言葉がなくても解り合えている気がする。
誕生日が一緒で、わたしと彼女がまだ出会う前 だけれど同じ時期に同じ作品に触れていて、沢山の素敵を共有している。表現方法は真逆だけれど、性格が一緒。

彼女の素敵な恋愛、わたしにとっては夢みたいな恋愛、素敵な彼氏との思い出と一緒にわたしとの思い出も仕舞ってあって、常に持ち歩いてくれていた。
離れたって、彼女の生活のなかにわたしがいる。知らなかった。一生片想いだと思ってたから、死ぬほど嬉しい。

彼女の首には彼からプレゼントされたネックレス、彼女の指には彼とのペアリング、そして彼女の腕にはわたしとお揃いのブレスレット。
経年劣化を恐れすぎるわたしは身に着けるのを辞めてしまったのに、彼女は今でも毎日身に着けてくれていて。それが死ぬほど嬉しい。

お互いに開けあって増やしあったボディピアス、お揃いのピアスとブレスレット、わたしは身に着けることを辞めてしまったから、もしかしたら寂しく思っているのかな。
身に着けていなくても全部たからものなんだよ、きっとわかってくれるよね。


お互いの恋愛を報告しあう関係じゃなかった。わたしは恋に恋するだけの相手が見えない乙女だったし、彼女は来るもを拒まないけれど恋愛を面倒くさがっていたのに。
彼とお付き合いしたことで彼女は変わったんだな〜って思う。最初はそれが寂しかったけど、でもやっぱりわたしは彼女のことも彼女の彼のことも大好き!
彼女を大切にして、彼女をお姫さまにしてくれる彼が大好き。彼女の大切なひと、大切なものは何だって大切で大好き。しあわせな2人の近況を聞けて本当に嬉しい。彼女はその彼と同じくらい、わたしのことも大切に思ってくれているのが死ぬほど嬉しい。


ずっとずっと片想いだと思ってた。わたしは本当に彼女のことが大切で、かといってベタベタしないサラッとした関係。でも心底信頼はし合っていたと思う。

学生最後の1年はやけに彼女を遠くに感じて。ルームシェアをやめてお互い一人暮らしを始めたのもあると思うし、彼と彼女が付き合い始めたのもあると思うし、お互い研究室に籠もりがちだったし、わたしの交友範囲も広がったし。
でも彼女のいちばんがわたしじゃなくなったのが悲しかったし、やっぱりひとりは寂しかった。かと言って寂しさを紛らわせる恋人も作らなかったし、研究が恋人だった。


土曜のお昼、卒業式ぶりに彼女と出会った瞬間、わたしたちは17歳に戻って。中身のない会話をして、変な料理を食べて、はじめて2人で世界一好きなひとのライブを見に行って、成り行きで彼女の家に泊まって、一晩語り尽くして。朝まで彼女と一緒にいたのに、現実なのに夢みたいにしあわせ。

彼女と暮らした3年間、共有できる限りのものを沢山沢山共有して。お互いをお互いの大好きで埋め尽くしたしあわせな日々、夢みたいな生活。
わたしたちは変わっていくけれど、死ぬまで一生しあわせな日々の延長線上を生きていける。


しあわせすぎて駄目になってしまいそうなんだよ、彼女の部屋に泊まっただけなのに。彼女と生活することが当たり前だった日々を取り戻した。それだけでこんなにも満たされる。
わたしたちは変わってしまったけれど、何にも変わっていなかったね。わたしたちはいつだって17歳に戻れる。


それでも、わたしはちゃんと現実に帰ってきたよ。ここはもう、わたしの町だから。
友だちも知り合いも気軽に頼れるひとも全てを曝け出して語り合える相手もいないけれど、ここにはわたしの生活がある。
しーんとしたアパート、最寄の駅、行きつけのスーパー、そして職場。わたしはこの町で生きている。


彼女の住む街を知れてよかった。彼女が住んでいるってだけでもう 素敵な街だったし、彼女の住む社宅は侘び寂びのあるお城だった。
たとえばこれからどんなに離れたって、北海道だって九州だって海外だって火星だって土星だって会いに行く。


彼女の生活が、いつも素敵なものでありますように!彼女がいつもしあわせで満たされますように!

ときどき、わたしのことも思い出してね。
そして、また17歳に戻ろうね。